痛風の症状

痛風は足の親指に突然、激痛が走る

尿酸値が高い状態が続くと尿酸の結晶が足の親指の付け根などに沈着し、白血球がその結晶を排除するために攻撃することで、痛みと炎症が現れます。これが痛風です。ある日突然、足の親指の関節が真っ赤に腫れ、これまで経験したことがないような激痛が生じるのが特徴です。痛風は足の親指の付け根の関節に起きやすいですが、足首、アキレス腱、膝やひじでも見られます。

痛風の症状は激痛で始まり、1日以内に痛みのピークを迎えます。痛みの症状は、長くて10日ほど続きますが、その後は自然と治っていきます。

痛風が起こる仕組み

合併症にも注意を

高尿酸血症の状態が続くと、「腎障害」や「尿路結石」を引き起こす危険性もあります。腎障害では、尿酸ナトリウムの結晶が腎臓内に沈着し、腎臓の炎症(間質性腎炎)を起こします。腎臓の濾過機能などが低下し、さらに悪化すると腎不全を起こしてしまいます。尿路結石とは、腎臓で尿の中の尿酸が結晶化して小さな石のようになってしまう疾患。腎臓にとどまっているうちは痛みはありませんが、尿路で詰まると激痛が起こります。

高尿酸血症が続くと

痛風の症状が全く起きないケースも

尿酸値が非常に高いにもかかわらず、痛風の症状が起きない場合もあります。これは「無症候性高尿酸血症」と呼ばれ、尿が酸性に傾く「酸性尿」や、尿中の尿酸値が高くなる「高尿酸尿症」を起こしているケースが少なくありません。尿路結石などの合併症のリスクも高まるため、尿酸値が高い人は痛風の症状がなくても放置せず、検査・治療を受けるようにしましょう。



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監修プロフィール
芝大門 いまづクリニック院長 いまづ・よしひろ 今津嘉宏先生

1988年藤田保健衛生大学医学部卒業。慶應義塾大学医学部外科学教室助手、同大学医学部漢方医学センター助教、WHO intern、慶應義塾大学薬学部非常勤講師、北里大学薬学部非常勤講師、首都大学東京非常勤講師などを経験。2013年芝大門 いまづクリニック開設。北里大学薬学部非常勤教員。著書に『風邪予防、虚弱体質改善から始める 最強の免疫力』(ワニブックス)など。

監修プロフィール
芝大門 いまづクリニック院長 いまづ・よしひろ 今津嘉宏先生

1988年藤田保健衛生大学医学部卒業。慶應義塾大学医学部外科学教室助手、同大学医学部漢方医学センター助教、WHO intern、慶應義塾大学薬学部非常勤講師、北里大学薬学部非常勤講師、首都大学東京非常勤講師などを経験。2013年芝大門 いまづクリニック開設。北里大学薬学部非常勤教員。著書に『風邪予防、虚弱体質改善から始める 最強の免疫力』(ワニブックス)など。

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