毎晩気持ちよく眠り、朝スッキリと目覚めていますか?睡眠は健康の要といわれますが、現代社会では睡眠に悩む人が少なくありません。あなたの睡眠トラブル度をチェックし、毎日のセルフケアに役立ててください。
1982年東海大学医学部卒業。専門は呼吸器病学、睡眠医学。92年オーストラリアシドニー大学Colin Sullivan教授のもとauto CPAPの共同研究に携わる。虎の門病院睡眠呼吸センター長、睡眠呼吸器科部長を経て2020年より現職。日本睡眠学会認定医、日本内科学会認定医・指導医、日本呼吸器学会専門医。
睡眠には脳と体の疲労を回復し、ストレスを解消する、成長を促す、体の恒常性に関わるなど、健康を維持する上で欠かせない大きな効果があります。ところが、「床に入ってもなかなか眠つけない」、「夜中に度々目が覚めてしまう」、「熟睡感が得られない」など睡眠に何らかの不満を感じている人は多く、日本人の半数以上に上るといわれます。睡眠障害の原因で最も多いのは不安や緊張など精神的な要因によるものですが、睡眠中に頻繁に呼吸が停止する「睡眠時無呼吸症候群」や、うつ病などの病気が潜んでいるケースもあり、注意が必要です。生き生きとした毎日を送るためにも、この機会にぜひあなたの睡眠を見直してみましょう。気になる症状が続く場合は、内科、呼吸器科、心療内科、睡眠の専門外来などに相談してください。
日々の生活を振り返り、当てはまる答えをチェックしてください。
あなたの睡眠のトラブル度をチェックします。