かぜをひいたときや疲れがたまったときなどにできやすい口唇ヘルペス。
何度もくり返している人は、ライフスタイルの見直しが必要かもしれません。さあ、あなたの口唇ヘルペス危険度は? さっそくチェックしましょう!
1973年、東京女子医科大学卒業後、東京慈恵会医科大学大学院皮膚科学教授、共立薬科大学大学院非常勤講師(兼任)などを経て現職。日本臨床皮膚科学会名誉会員、日本性感染症学会名誉会員、日本皮膚科学会功労会員。
口唇ヘルペスは「単純ヘルペスウイルス1型」による感染症です。1度このウイルスに感染すると、ウイルスが顔の感覚を支配する三叉神経節に潜伏し、体調の変化など何らかのきっかけで出てきます。再発の場合の症状の現れ方は、まず口の周りの1ヵ所にかゆみや違和感を感じ、その後、赤く腫れて小さな水ぶくれがたくさんでき、1週間ほどでかさぶたになって治る、というのが典型的なパターンです。口唇ヘルペスはかぜをひいて発熱したときによく現れるため、俗に「かぜの華」「熱の華」と呼ばれることがあります。そのほかにも過労やストレスなどで免疫力が低下したときや日焼け後に再発しやすいので、日ごろから体の抵抗力を高める生活を心がけることが大切です。気になる症状があるときは、皮膚科を受診して原因を確かめるようにしましょう。
日々の生活を振り返り、当てはまる答えをチェックしてください。
あなたの口唇ヘルペス危険度をチェックします。