日本人の4人に1人がかかるといわれ、今や国民病と呼ばれる花粉症。発症を抑えたり症状を軽くすませる鍵は、早めの対策にあります。万全の備えでシーズンを迎えるために、あなたの花粉症対策度をチェック!
1984年鹿児島大学医学部、88年同大学院修了。医学博士。ピッツバーグ大学医学部耳鼻咽喉科留学、03年より鹿児島大学大学院歯学総合研究科聴覚頭頸部疾患学助教授、11年日本医科大学武蔵小杉病院耳鼻咽喉科部長(臨床教授)を経て、15年より現職。日本耳鼻咽喉科学会専門医、日本アレルギー学会認定専門医、日本気管食道科学会認定専門医。
花粉症は、植物の花粉によって引き起こされるアレルギー性鼻炎です。花粉症の原因となる花粉はおよそ60種類が確認されていますが、日本では約8割がスギ花粉症といわれています。花粉症の3大症状は、くしゃみ、鼻水、鼻づまりで、目のかゆみ、涙目、充血といった症状がこれに続きます。ひどくなるとイライラ、不眠などから日常生活にも支障をきたすため、毎年の花粉症シーズンを憂鬱な気持ちで迎える人も多いことでしょう。スギ花粉が飛散し始めるのは2月下旬ころからですが、花粉症対策は花粉の飛散が始まってからでは遅く、事前の予防策がたいへん重要です。症状をひどくする条件を知っておくこと、日ごろから体調を整えて免疫力を高めておくことをポイントに、今からしっかりセルフケアに取り組みましょう。
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あなたの花粉症対策をチェックします。