全身の細胞にダメージを与え、シミ、シワ、たるみなど肌老化の原因になる紫外線。うっかり日焼けの影響は、知らず知らずのうちに体内に蓄積されています。さあ、あなたの紫外線ケアは万全ですか? さっそくチェックしてみましょう。
1993年横浜市立大学医学部卒業。慶應義塾大学病院皮膚科学教室に入局後、浦和市立病院(現さいたま市立病院)、米国オハイオ州クリーブランドクリニック形成外科、日本漢方研究財団附属渋谷診療所などを経て、98年よしき皮膚科クリニック銀座開業。著書に『噂の女医がこっそり教える女の不調が消える本』(主婦の友社)、『素肌美人になれる 正しいスキンケア事典』(高橋書店)などがある。
紫外線(=UV)は、皮膚のメラニン色素を増やしてシミをつくり、皮膚の弾力性を保つコラーゲンを破壊してシワやたるみの原因になります。また、体内で活性酸素を大量に発生させて老化を早め、免疫を低下させるなど健康にも大敵。よく骨を丈夫にするために日光浴が必要といわれますが、骨をつくるのに要する紫外線はごく微量です。わざわざ紫外線を浴びるのは、デメリットの方がはるかに大きいことを知っておきましょう。紫外線がもっとも強いのは、春から夏にかけてですが、紫外線対策は年間を通して必要です。また、曇りの日や涼しい日でも紫外線は確実に肌に届いているので、油断はできません。ちょっとした外出のときにも、日焼け止めやファンデーション、日傘、帽子、衣服などでしっかり肌をガードする習慣をつけましょう。
日々の生活を振り返り、当てはまる答えをチェックしてください。
あなたの紫外線対策度をチェックします。