「最近、疲れやすくなった」「朝、起きたとき、疲労感が残る」と感じている⼈はいませんか? 忙しい⽣活を強いられることの多い現代は、たくさんの⼈が⽇常的に疲労を感じているといわれています。実は、私たちの⽣活の中には、疲労がたまってしまう原因がたくさん隠れているのです。
その原因や状況によって、疲労はさまざまな症状として体に現れてきます。⼀過性の疲労なら、⼗分休息をとれば問題ありませんが、慢性的なものだと、思わぬ病気につながることもあります。ただの疲れと軽視せず、その原因を探ってみることが⼤切です。
1979年生まれ。順天堂大学大学院を修了し、現在、同大学医学部循環器内科で病棟のグループ長や医学部学生教育を担当している。専門は動脈硬化症、脂質異常症、スポーツ医学。
疲労には、⾝体的な疲れと精神的な疲れがあります。「疲れているな」と感じたら、その原因が⾁体的なものか精神的なものかをじっくり考え、除去することが必要です。⽇常的に疲労を感じるようであれば、体が休養を求めていると考え、ゆったりと過ごすことも⼤切です。また、⽣活環境の整備や栄養補給、適度な運動、定期的な休息などを⽇常⽣活の中で⼼がけていると、疲労の回復が早まるともいわれます。 疲労を感じるのを⾃分の体質だとあきらめている⼈も多いようですが、疲労のメカニズムを知れば、その予防法や解消法を⾝につけることができます。⽣活習慣の中から⾒たあなたの疲労度を、ぜひチェックしてみてください。
日々の生活を振り返り、当てはまる答えをチェックしてください。
あなたの疲労度をチェックします。