高温多湿で日差しが強い夏には、皮膚にトラブルが起こりやすくなります。
原因が分からないと何度も症状を繰り返したり、悪化させてしまったりすることも。
正しい予防と対処で快適に過ごすために、まずはあなたの皮膚トラブルをチェック!
1978年東京大学医学部卒業。米国ハーバード大学にて、レーザー治療の世界的第一人者・R.アンダーソン教授とレーザー共同研究。専門は皮膚科学。特に真菌、レーザー医学、皮膚病理学など。著書に『学会では教えてくれないアトピー性皮膚炎の正しい治療法』(日本医事新報社)『だれも教えてくれなかった本当のレーザー治療・美容皮膚科治療』(文光堂)他。
夏場は薄着で肌を露出する機会が増え、さまざまな刺激に直接さらされることから、皮膚のトラブルを招きやすい季節です。多量の汗、強い紫外線、高温多湿の環境で繁殖した細菌や真菌などがその原因となります。また、虫に刺されたり、植物に触れてかぶれたりすることもよくあります。湿疹や皮膚炎が起きた場合は、その原因をきちんと見極めて対処することが大切です。強いかゆみがあると、ついかきむしってしまいがちですが、これは刺激を与えることで炎症を悪化させ、さらにかゆみを広げてしまうので厳禁。市販の外用薬を上手に使い、早めにかゆみを鎮めるのが賢い方法です。その際は、薬剤師に相談し、症状に合った薬を選ぶようにしましょう。それでも症状が改善しない場合は、使用した薬を持参のうえ、皮膚科を受診してください。
日々の生活を振り返り、当てはまる答えをチェックしてください。
あなたの夏の皮膚トラブル度を診断します。