白髪など、男性の髪のエイジング対策に。30代からのメンズヘアケア

【白髪など、男性の髪のエイジング対策に 30代からのメンズヘアケア】


白髪は、男性の清潔感や若々しい印象を左右する大きな要素の1つです。さらに、パサつきやうねりといった髪のエイジングサインが気になり始めたら、対策の始めどき。まずは、頭皮環境を整える毎日のヘアケアと、栄養不足を補うインナーケアの両面から見直してみましょう。




男性の白髪・パサつき・うねり対策のポイント

メンズヘアケアのポイントは、頭皮環境を整えることと、髪にもUVケアをすることと、タンパク質・亜鉛・鉄分を摂ることです。

➀正しいシャンプーと頭皮マッサージで頭皮環境を整える

健康な頭皮は青白い色で、乾燥やベタつきがなく、適度な弾力があります。このような頭皮環境に整えるには、シャンプーや頭皮マッサージなどの毎日のケアが大切です。何となくやっている日々のシャンプーから見直してみましょう。

 

➁白髪対策には髪のUVケアが大切

肌だけでなく髪にも紫外線は大敵です。紫外線は髪のメラノサイト(色素細胞)にダメージを与え、働きを弱めて白髪の原因になります。髪用のUVケアスプレーや帽子、日傘などを使って髪にも紫外線対策をしましょう。

 

➂タンパク質・亜鉛・鉄分などを摂る

パサつきやうねりなどの髪質の変化には、体の中からしっかり栄養を摂るインナーケアも大切です。特にタンパク質や亜鉛、鉄分を意識して摂りましょう。



白髪・パサつき・うねりなどのエイジング対策に! 基本のヘアケア


まずはここから始めましょう! メンズヘアケアのポイントをお伝えします。


●シャンプー
頭皮環境を整えるために、正しいシャンプーのポイントを押さえましょう。

予洗いをする男性のイメージ画像

➀少し髪を濡らしただけでシャンプーをつけてしまっていませんか? シャンプー前のすすぎを「予洗い」といい、実はシャンプー前の予洗いこそが、いちばん大切な工程です。38~39℃のぬるま湯で、1分間すすぎ洗いをしましょう。皮脂などの汚れは予洗いである程度落とせます。

シャンプーを泡立てるイメージ画像

➁シャンプーはネットなどを使い、泡立ててから髪と頭皮につけます。頭皮に触れる界面活性剤の量を減らすことができ、髪同士の摩擦も防げます。最初から泡で出てくるシャンプーを使うのも一案です。頭皮は爪を立てずに、指の腹で優しく洗いましょう。頭皮が脂っぽいからといってゴシゴシ洗うと頭皮環境の悪化を招くので要注意。優しく洗っても皮脂は落とせます。

➂シャンプー後のすすぎはしっかり行いましょう。残った皮脂をエサに細菌が繁殖することがあるためです。耳の後ろや生え際など、すすぎ残しやすい部分は特に注意して。

➃コンディショナーやトリートメントはシャンプーとは違い、頭皮につけないことが重要です。頭皮につけると過剰な油分を与えてしまい、かゆみや炎症の原因になってしまうので、髪だけにつけるようにしましょう。

ドライヤーをかける男性のイメージ画像

➄シャンプー後は、タオルでしっかり髪の水分を取ってからドライヤーをかけます。水分が髪に残ったままかけると急激な温度上昇が起こり、髪がダメージを受けてしまいます。また、ドライヤーは髪がしっかり乾くまでかけてください。生乾きのまま寝てしまうと頭皮の常在菌(カビの一種)のマラセチアが増え、脂漏性皮膚炎の原因になります。


●頭皮マッサージ
頭皮の血流アップのために簡単なマッサージを加えてみましょう。

頭皮マッサージ➀広げた両手のひら全体でこめかみをしっかり挟み、頭頂部に向けてゆっくり上げます。

➀広げた両手のひら全体でこめかみをしっかり挟み、頭頂部に向けてゆっくり上げます。

頭皮マッサージ➁そのまま数秒間制止し、両手の力を緩めます。3~5回繰り返しましょう。

➁そのまま数秒間制止し、両手の力を緩めます。3~5回繰り返しましょう。

頭皮マッサージ➂両手の指の腹を使い、円を描くように頭皮をゆっくり動かします。左右・前後・頭頂部や頭の下のほうなど頭皮全体をまんべんなく動かしましょう。

➂両手の指の腹を使い、円を描くように頭皮をゆっくり動かします。左右・前後・頭頂部や頭の下のほうなど頭皮全体をまんべんなく動かしましょう。


●UVケア
白髪対策には、白髪を誘発する紫外線から髪を守るUVケアが重要です。髪用のUVケアスプレーを使ったり、日差しが強い時は帽子や日傘でしっかりガードしたりするなど、髪を紫外線から守りましょう。

●インナーケア

インナーケアのために、コーヒーにプロテインを入れて飲むイメージ画像

働き盛りで忙しく、朝はコーヒーだけ、昼食はラーメンや丼物など1品料理ばかり…などの生活を続けていると、タンパク質や亜鉛、鉄分など、髪にとって大切な栄養素が不足し、パサつきやうねりなど髪質の悪化につながります。
朝食は抜かず、卵や牛乳、ヨーグルト、納豆など、朝から簡単に摂れるタンパク質を加えましょう。昼食や夕食ではレバーや赤身肉、ささみ、魚介類(亜鉛はカキに豊富)を意識して摂ると、タンパク質・亜鉛・鉄分が摂りやすくなります。食生活が乱れがちな時は、プロテインなどのサプリメントでサポートすることも一案です。





監修プロフィール

こばとも皮膚科 院長 小林 智子 先生

こばとも皮膚科 院長
小林 智子先生(こばやし・ともこ)

日本医科大学医学部を卒業後、名古屋大学皮膚科に入局。その後、同大学大学院博士課程を修了。2015年よりアメリカのNorthwestern大学でポストマスターフェローとして皮膚科の臨床研究に従事し、帰国後は同志社大学アンチエイジングセンターにて糖化についての研究を行う。これらの経験を活かし「ドクターレシピ」というプロジェクトの監修も務め、医学的な立場から食事と健康に関するレシピや情報を発信している。著書に『皮膚科専門医が教える メンズスキンケア パーフェクトガイド』(法研)、『すっぴん肌が好きになる 肌トラブル大全』(WAVE出版)など。