1日のうちでも、夜はお肌の修復機能が最も高まる時間帯です。そんなお肌のゴールデンタイムである毎晩のスキンケアを“なんとなく”行っていませんか? 実は、肌への触れ方やクリームのテクスチャーをほんの少し意識して変えるだけでも、肌修復機能がより高まることが大正製薬の研究で分かりました。ポイントは自律神経とお肌の関係です。見た目年齢が気になる方は必見の、科学的根拠に基づく「夜のスキンケアメソッド」をご紹介します。
日中、肌は紫外線、大気汚染物質、ストレスなどの影響によりダメージを受けており、これが肌を衰えさせる原因となっています。一方、夜間には副交感神経(※)が優位になり、日中に受けたダメージを肌は自ら修復しようとします。
しかし、年齢を重ねると副交感神経の働きが低下し、夜間の肌修復機能が衰えてしまいます。
そこで私たち大正製薬は、スキンケア時の動作の種類、組み合わせを分析し、副交感神経の働きが高まるスキンケアメソッドを確認しました。
(※)自律神経の一種で心拍を落ち着かせ、胃腸の働きを高めるなど「休息モード」を担う神経。夜やリラックスしている時に働く。
まずは、スキンケアアイテムを手で塗り広げる時の肌への触れ方によって、副交感神経が高まるかどうかの確認を行いました。
確認の結果、プレスやタップのように手で肌を押さえるような動きよりも、「肌の表面を水平になでる」動きのほうが、副交感神経が高まることが分かりました。
肌への触れ方に加え、触れる部位やスキンケア中の動作の違いがどのように副交感神経に影響を与えるか、夜を想定した照明のもとで確認を行いました。
その結果、「深呼吸して香りを嗅ぐ」ことや「首元とデコルテまでケアをする」ことで副交感神経が高まることが分かりました。
<副交感神経を優位にするスキンケアメソッド>
① 両手で顔を覆い、深呼吸をして香りを嗅ぐ
② 手のひらで顔をなでるように、ゆっくり大きく水平に塗り広げる
③ 顔に加えて首元とデコルテもケアをする
この3要素を取り入れたスキンケアメソッドは、副交感神経を優位にさせ、肌修復機能を高めることができると考えられます。
副交感神経を高めるためには「水平になでる」動作や「首元とデコルテまでケアする」ことが重要だと分かりました。その動作に適したスキンケアアイテムのテクスチャーについても専用の機器を使って確認しました。
顔から首元とデコルテまで広範囲をケアするには、塗り広げて形状が崩れた後も、滑らかさが維持されながらなじんでいくクリーム状のテクスチャーが適していると考えられます。
そこで、配合する油分の種類、組み合わせの異なる3種類のクリーム状のサンプルを使って、塗り広げる際のテクスチャーの変化を確認しました。その結果、溶ける温度が異なる複数の油成分を配合したサンプルAが、ある点で素早くとろけて、滑らかさを維持したまま塗り広げられることが分かりました。
夜のお手入れでは、副交感神経を優位にするスキンケアメソッド3要素「香りを嗅ぐ、水平に塗り広げる、首元やデコルテまでのケア」を取り入れることで、夜間の肌修復機能が高まることが期待できます。
その際に「素早くテクスチャーが変化しつつも肌上でなめらかさを維持できる」クリームを使うと、肌に水平にかつ広範囲に塗り広げやすくなります。ぜひ今夜からスキンケアメソッドに取り入れてみてください!
美肌のための生活習慣については、こちらの特集でも詳しくご紹介しています。
特集「ライフスタイルを変えれば肌は変わる!」