関節リウマチ危険度チェック

チェック結果

関節リウマチを疑わせる症状がいくつかあるようです。とくに「起床時に手がこわばって動かしにくい」「指先から2番目の関節や指の付け根の関節に痛みや腫れがある」「関節の痛みが左右の同じ関節にある」といった症状は、関節リウマチに特徴的なものです。また、「だるい」「疲れやすい」「微熱が続く」といった全身症状も軽視できません。過度の心配は禁物ですが、なるべく早めに医師を受診し、検査を受けるようにしましょう。

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先生からのアドバイス

関節リウマチが疑われる場合、病院では問診や触診の後にX線検査や血液検査を行い、総合的に病気の診断を下します。関節リウマチと同じような症状を示す病気は、変形性関節症を始めたくさんあるので、それらとの鑑別も必要です。こうした専門的な検査を受けるためには、「リウマチ外来」を掲げた病院を受診するか、かかりつけ医に相談して関節リウマチに詳しい専門医を紹介してもらうとよいでしょう。
関節リウマチの治療は、薬物療法を中心に運動療法、手術療法を組み合わせて行いますが、加えて、患者さん自身が病気をよく理解し、日常生活で病気を悪化させない工夫をすることがたいへん重要です。ストレス、過労、冷え、感染症などは病気を悪化させる原因となるので、できる限り避けるようにしましょう。
関節リウマチはひとたび発症すると一生のつき合いとなります。医師との信頼関係を築き、周囲の人の協力を得ながら、焦らず、前向きな気持ちで治療に取り組んでいきましょう。

監修プロフィール
はら・まさこ 原 まさ子 先生

1969年慶応義塾大学医学部卒業。同大学附属病院内科助手、防衛医科大学校第1内科講師、東京女子医科大学附属膠原病リウマチ痛風センター、同大学附属青山病院助教授などを経て、’96年より同教授。専門はリウマチ、膠原病の臨床とその免疫学的検討。


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