あなたの自律神経失調症注意度は、赤信号。自律神経失調症が疑われる症状が多く出ているようです。精神的なストレスを抱えている、長時間労働が続いている、夜型生活をしている…など、自律神経のバランスを崩しやすい生活が続いている実感があるのではないでしょうか? 自律神経失調症が長引くと、メタボリックシンドロームや認知症など、他の病気を招くことにもつながります。まずは医師に相談しましょう。
自律神経失調症については疾患ナビ「自律神経失調症」も併せてお読みください。
内臓疲労症状が多く見られます。一度、お近くの神経内科に相談してみるとよいでしょう。
自律神経失調症は、
➀ストレスがある
➁今回のチェックで調べたような内臓疲労症状が複数出ている
➂自律神経機能検査で異常がある
という3つの状態によって慎重に診断されます。
➂の自律神経機能検査を行える神経内科を受診するのがベストですが、この検査ができる病院は限られているため、他の病気の検査もした上で、①と②があれば自律神経失調症の疑いと診断されることもあります。
神経内科認定医、医学博士。1985年、名古屋大学医学部卒業後、名古屋第一赤十字病院の副部長等を経て、エスエル医療グループに参加し、認知症・動脈硬化・自律神経失調症・脳卒中などの神経に関する疾病を専門とする渡辺クリニックを開業。自律神経失調症でもあるOD(起立性調節障害)をはじめ、自律神経にかかわる多くの疾患および臨床を担当。