ねんざを起こした部分は完全に治さないと、靭帯が伸びたままの状態が続き、サポートする力が弱くなってきます。この状態でスポーツを行うと、ねんざを繰り返すことになります。つまり「ねんざがくせになる」のはきちんと治療しないために起こることです。 とくに足はバランス感覚をとる場所ですから、足のねんざの場合はバランス感覚のトレーニングや、関節をサポートする筋肉を強化する訓練が必要です。
1988年藤田保健衛生大学医学部卒業。慶應義塾大学医学部外科学教室助手、同大学医学部漢方医学センター助教、WHO intern、慶應義塾大学薬学部非常勤講師、北里大学薬学部非常勤講師、首都大学東京非常勤講師などを経験。2013年芝大門 いまづクリニック開設。北里大学薬学部非常勤教員。著書に『風邪予防、虚弱体質改善から始める 最強の免疫力』(ワニブックス)など。