男性は、ひたすら一直線。
女性は、ゆらぎながら生きていく。

ホルモンから生じている女性と男性の〝違い〟

女性と男性は、それぞれ体を支配する性ホルモンが違うために、身体的にも行動的にも異なる傾向があります。

男性を支配しているのは、男性ホルモンです。筋肉の発達や闘争心をかきたてる特質があり、男性は本能的に「闘う力」に長けているといえます。一方、女性を支配している女性ホルモンは、丸みを帯びた体にしたり周囲との調和を好んだり、月経や妊娠をコントロールしたりする特質があり、「守る力」に長けています。

ホルモンの分泌の仕方にも違いがあります。男性ホルモンの分泌は加齢と共に減るものの、その変化は比較的緩やかです。それに対し女性は、女性ホルモンが月経周期の中で常に大きく変動。更年期になると分泌量が急激に減り、閉経後はほぼゼロに。月単位でも、ライフステージ全体を見ても、大きくゆらぐ(変動する)のが女性ホルモンの特徴なのです。

「自分の内側に〝ゆらぎ〟がある女性は特に、日々のセルフケアが重要」と対馬先生。自分の体をこまめにメンテナンスしながら、健康で幸せに年齢を重ねていきましょう!

女性と男性のホルモン変化