●クラリセージ・ゼラニウム<鎮静・ホルモン調整>
●カモミールローマン・オレンジ<ストレス緩和>
●カモミールジャーマン<鎮静・鎮痛・抗炎症>
●フランキンセンス<鎮静・呼吸を調える>
●ベルガモット<鎮静・鎮痛>
鎮静やけいれんを抑える精油を使った温湿布やアロマバスは、体を温めながら生理や月経前症候群(PMS)による頭痛や腰痛、腹痛を和らげます。痛みのある下腹部や胸、腰などにアロママッサージを行うのもよいでしょう。
生理痛や月経前症候群(PMS)には女性ホルモンのバランスの変化が影響し、PMSでは痛みだけでなくイライラや不安感などの精神症状も現れます。ホルモンバランスを整えたり、心を落ち着かせたりする働きをもつ精油を使った蒸気吸入や芳香浴もおすすめです。
自律神経やホルモンバランスを整える働きがあるゼラニウムと、気持ちを明るくするベルガモットで、心も体も温めましょう。
〔用意する物〕ゼラニウム精油1滴、ベルガモット精油1滴、湯洗面器1杯分くらい、タオル
〔使用法〕やや熱めの湯に精油を垂らして軽く混ぜた物に、タオルを浸して絞り、お腹や腰に当てる
精油には、消炎や鎮痛、鎮静といった薬理的な作用に加え、心を落ち着かせたり不安を和らげたりするなどの心理的な作用もあることから、生理痛はもちろん、精神的な症状が現れる月経前症候群(PMS)にも有効です。
生理痛は市販の解熱鎮痛薬で痛みを和らげることもできますが、婦人科の受診が必要な場合も。月経前症候群(PMS)も婦人科を受診することで心身の負担を軽減することができます。適切な対処について、ぜひこちらもご覧ください。
[目次]アロマでセルフケア アロマの効果とおすすめの取り入れ方を医師が伝授!【実践編】(TOPはこちらをクリック)
●冷え・肩こりのケアにはこのアロマ
●アレルギー性鼻炎・花粉症のケアにはこのアロマ
●生理痛・月経前症候群(PMS)のケアにはこのアロマ
●ゆらぎ症状のケアにはこのアロマ
●気分の落ち込み・不眠のケアにはこのアロマ