更年期障害の症状

卵巣機能の低下により、月経症状が変化する

卵巣機能の低下によって、月経周期や月経量にも次のような変化が現れます。個人差はありますが、まず通常より月経の間隔が短くなり、その後、間隔が開き、閉経を迎えるというパターンが多く見られます。そして、振り返って1年間月経がないと、1年前に閉経を迎えたということになります。

  • 月経周期の乱れ
     周期が乱れ、月2回もあったり、2~3カ月遅れたりする。
  • 月経量の変化
     月経量が増えたり、減ったりする。
  • 月経期間の変化
     2~3日で終わったり、2週間もダラダラ出血が続いたりする。
月経症状の変化

更年期症状は広範囲にわたり、個人差があるのが特徴

卵巣機能の低下により、主に以下のような更年期症状が現れやすくなります。しかし個人差があり、このような多くの症状が必ず起こるわけでもないし、こうした症状が現れても、誰もが日常生活に支障が出るほどの「更年期障害」に悩まされるわけでもありません。

  • 更年期障害の症状①:自律神経系の乱れ
     のぼせ、ほてり(ホットフラッシュ)、発汗、冷え、動悸 など
  • 更年期障害の症状②:精神神経系の乱れ
     不眠、イライラ、憂うつ、物忘れ など
  • 更年期障害の症状③:膣・尿道粘膜の萎縮
     外陰や膣の萎縮、乾燥感、かゆみ、不正出血、性交痛、尿もれ など

また、関節痛や筋肉痛、手・指のこわばりなどが見られることもあります。


閉経後は生活習慣病にも注意

女性ホルモン「エストロゲン」には、血管をやわらかく保ち、動脈硬化や内臓脂肪の蓄積を抑制する働きもあり、男性より生活習慣病の発症が抑えられていました。しかし、こうしたエストロゲンの恩恵を受けられなくなる閉経以降は、高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病にかかる可能性が増すことをしっかり受け止め、これまで以上に生活習慣に配慮しましょう。

エストロゲンとメタボの関係


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監修プロフィール
芝大門 いまづクリニック院長 いまづ・よしひろ 今津嘉宏先生

1988年藤田保健衛生大学医学部卒業。慶應義塾大学医学部外科学教室助手、同大学医学部漢方医学センター助教、WHO intern、慶應義塾大学薬学部非常勤講師、北里大学薬学部非常勤講師、首都大学東京非常勤講師などを経験。2013年芝大門 いまづクリニック開設。北里大学薬学部非常勤教員。著書に『風邪予防、虚弱体質改善から始める 最強の免疫力』(ワニブックス)など。

監修プロフィール
芝大門 いまづクリニック院長 いまづ・よしひろ 今津嘉宏先生

1988年藤田保健衛生大学医学部卒業。慶應義塾大学医学部外科学教室助手、同大学医学部漢方医学センター助教、WHO intern、慶應義塾大学薬学部非常勤講師、北里大学薬学部非常勤講師、首都大学東京非常勤講師などを経験。2013年芝大門 いまづクリニック開設。北里大学薬学部非常勤教員。著書に『風邪予防、虚弱体質改善から始める 最強の免疫力』(ワニブックス)など。

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