水疱が破れて びらん化したもの
昔は幼少期、親子や祖父母と孫など家族間でほおずりやキスをして感染するケースが多く、ほとんどの人が1~4歳までに感染していました。ところが最近は、核家族化や衛生面の改善などによって抗体保有率が低くなっています。幼少期に一度感染するとウイルスに対する抗体ができるため、大人になって再発しても軽症で済むケースがほとんどです。一方、大人になって初めて感染すると、重症化しやすい傾向があります。
1988年藤田保健衛生大学医学部卒業。慶應義塾大学医学部外科学教室助手、同大学医学部漢方医学センター助教、WHO intern、慶應義塾大学薬学部非常勤講師、北里大学薬学部非常勤講師、首都大学東京非常勤講師などを経験。2013年芝大門 いまづクリニック開設。北里大学薬学部非常勤教員。著書に『風邪予防、虚弱体質改善から始める 最強の免疫力』(ワニブックス)など。