腰痛の多くは、心配する異常や病気のない腰痛です(非特異的腰痛)。原因と考えられるのは、長時間のよくない姿勢や動作による腰への負担や血行不良、心理的ストレスです。
腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、圧迫骨折、がんの脊椎転移などが原因となって腰痛が起こることもあります(特異的腰痛)。これらはMRIなどの画像検査で、腰痛の原因となる病気が特定できると考えられています。 特異的腰痛では、早急な治療が必要な場合があります。以下「腰痛の見極めチェック」を参考に、受診が必要な腰痛かどうかを確認しましょう。
1988年藤田保健衛生大学医学部卒業。慶應義塾大学医学部外科学教室助手、同大学医学部漢方医学センター助教、WHO intern、慶應義塾大学薬学部非常勤講師、北里大学薬学部非常勤講師、首都大学東京非常勤講師などを経験。2013年芝大門 いまづクリニック開設。北里大学薬学部非常勤教員。著書に『風邪予防、虚弱体質改善から始める 最強の免疫力』(ワニブックス)など。