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感染症対策には消毒?殺菌?知っておきたい予防・対処方法とは

感染症対策には消毒?殺菌?知っておきたい予防・対処方法とは

秋から春は、ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎、かぜやインフルエンザといった呼吸器感染症にかかる人が増える時期です。感染症対策として消毒などを意識している人も多いでしょう。ただし、適切な方法で行わないとその効果を得られない場合もあります。感染性胃腸炎と呼吸器感染症のそれぞれについて、日常生活の中でできる予防・対処法をご紹介します。

監修プロフィール
KARADA内科クリニック総院長 さとう・あきひろ 佐藤 昭裕 先生

医学博士、日本感染症学会専門医・指導医、日本感染症学会推薦ICD(Infection control doctor)。長崎県での離島医療や東京医科大学病院 感染制御部副部長・感染症科医局長などを経て、2019年にKARADA内科クリニックを開院。総合内科医・感染症専門医として、地域住民の健康づくりをサポートしている。著書に『感染症専門医が普段やっている感染症自衛マニュアル』(SBクリエイティブ)などがある。

必要なのは殺菌? 消毒? 紛らわしい言葉の違いを知ろう

「菌」をどうするかで言葉は変わる

床を拭く人物のイメージ画像

●滅菌
菌やウイルスなど全ての微生物を完全に取り除き、無菌の状態を目指すこと。医薬品の性状及び品質の適正を図るために定められた医薬品の規格基準書(日本薬局方)では、微生物の生存率が 100万分の1以下になることと定義されており、医療器具の管理などに用いられます。
●殺菌
菌を死滅させること。その程度について決まりはなく、全てを死滅させることとは限りません。医薬品や医療機器などの品質、有効性、安全性を確保するための法律(薬機法)により、「殺菌」と表示できるのは、医薬品や医薬部外品に限られています。「ウイルスを殺菌」という言葉も見かけますが、細胞をもつ菌に対し細胞をもたないウイルスは生物とはみなされないため、厳密には「殺菌」の対象外になります。
●除菌
菌を死滅させるのではなく、物理的・科学的に取り除いてその数を減らすこと。医薬品や医薬部外品以外の製品に記されることが多く、「除菌」の効果をうたったものには、家庭用洗剤や洗濯用洗剤、ウェットシートなどがあります。製品によってはウイルスも対象になります。
●抗菌
菌を死滅させたり取り除いたりするのではなく、菌がすみにくい環境にして増殖を防ぐこと。自ら増殖できないウイルスは対象外になります。「抗菌」効果のある製品としては、調理器具やバス用品、洗濯用洗剤などがあります。

洗うことと消毒することの違いは?
●洗浄
ウイルスや菌を死滅させるのではなく、異物や汚れを物理的に取り除くこと。水や洗剤などを使って行います。
●消毒
ウイルスや菌を死滅させたり、その働きを無害化して感染力を失わせたりすること。アルコールや次亜塩素酸ナトリウム、熱湯などで行います。薬機法により「消毒」と表示できるのは、医薬品や医薬部外品に限られます。

「手」は洗う? 消毒する?
●手洗い
洗剤と流水で手や指を洗浄すること。目に見える汚れを落とす時に行います。
●手指消毒
消毒用アルコールで手や指を消毒すること。目に見える汚れがない時に行います。

感染性胃腸炎の対処法

感染性胃腸炎の原因はウイルス、菌、寄生虫
感染性胃腸炎とは、ウイルス、菌、寄生虫によって引き起こされる胃腸炎です。気温や湿度が低い冬から春先にかけては、ウイルスによる感染性胃腸炎が起こりやすくなります。それに対して菌による感染性胃腸炎は、もともとは気温が高く菌が増えやすい6月から9月頃に流行するものでした。しかし近年は、年間を通して気温が高くなっているため、季節を問わず注意が必要です。
<感染性胃腸炎の主な原因>
・ウイルス…ノロウイルスやロタウイルスなど
・菌…サルモネラ菌や腸炎ビブリオ菌、大腸菌、カンピロバクター属菌、黄色ブドウ球菌など
・寄生虫…ジアルジア、クリプトスポリジウムなど

感染性胃腸炎の感染経路と症状
感染性胃腸炎の感染経路は次の3つです。
①感染者の触れた物、感染者のふん便や嘔吐物に触れた手で口・鼻・目を触ることで起きる「接触感染」
②嘔吐物などの飛沫を吸い込むことによる「飛沫感染」
③原因物質に汚染された食べ物や飲み物を口にする「経口感染」

感染性胃腸炎に感染した人物のイメージ画像

主な症状は、下痢、腹痛、吐き気、嘔吐、発熱など。感染性胃腸炎ではありませんが、農薬や金属などの化学物質や、フグや毒きのこなどの自然毒が原因で同様の症状が現れる場合もあります。
なお食中毒は、感染性胃腸炎の一種であり、ウイルスや菌、寄生虫に汚染された食べ物や飲み物を口にすることで起こるものを指します。
食中毒の対策については、大正健康ナビ「食中毒」も参考にしてください。

予防・対処の3つの基本
感染性胃腸炎の予防や対処では、次の3つを基本として覚えておくとよいでしょう。
①付着させない
原因となるウイルスや菌を食べ物につけないように、調理前や肉・魚を触った後などの手洗い、調理器具の使い分け、食材の洗浄などを行いましょう。
②増やさない
菌が増えるのを防ぐため、食べ物は冷蔵や冷凍で保存し、冷凍や解凍の時の温度管理にも注意しましょう。
③殺菌する
原因となるウイルスや菌を死滅させるため、食材を十分に加熱したり、調理器具や食器の洗浄や消毒を行ったりしましょう。

●感染症対策で最も重要なのが流水・石けんでの手洗い
感染症の中にはロタウイルスのように、ウイルスがついた手で食べ物や口の周りに触れてしまうことで感染するものもあります。感染症対策で最も重要なのが、手洗いです。調理や食事の前、トイレの後、帰宅後などには必ず流水と石けんで手を洗いましょう。石けん自体にウイルスや菌の働きを低下させる効果はありませんが、石けんを使って15秒以上こすり洗いすることで、皮膚に付着しているウイルスや菌を剥がして落とすことができます。
手洗いでは、手のひらだけでなく、手の甲全体から手首まで、洗い残しがないように15秒以上かけてこすり洗いします。洗い残しが多い指の股や爪の間、親指のつけ根、手首も丁寧に洗い、付着したウイルスや菌を洗い流すようにしましょう。また、洗っている時間の倍の時間をかけて、流水ですすぐことも大切です。

手洗いで特に洗い残しやすい指の股や爪の間、親指のつけ根、手首のイラスト。

手洗い後は、清潔なタオルやペーパータオルを皮膚に当てるようにして水分を取り、指の間などもよく乾燥させて、ウイルスや菌の付着を防ぎましょう。

・アルコール消毒は手洗いの補助
アルコールによる手指の消毒も有効ですが、流水と石けんによる手洗いのように目に見える汚れを落とすことはできません。また、アルコールへの耐性があるノロウイルスやロタウイルスでは効果も得られませんので、外出時などすぐに石けんによる手洗いができない場合に、補助的に行いましょう。

・手洗いの後は保湿ケアを忘れずに
手洗いとアルコール消毒では、手洗いのほうが皮膚への刺激が強く、手荒れしやすくなります。手が荒れているとウイルスや菌が付着しやすくなるので、手洗いの後はハンドクリームによる保湿ケアも行うようにしましょう。

・調理中のスマートフォンの使用はNG!
スマートフォンで料理動画やレシピを見ながら調理をすることはありませんか? きれいに見えるスマートフォンの表面にも、実はたくさんのウイルスや菌が付着しているので、できるだけ調理中は触らないようにしましょう。

・手や指の傷が症状を招くことも
黄色ブドウ球菌は、人間の皮膚や鼻の中、のどなどにいる常在菌ですが、傷口や荒れた皮膚で増殖しやすく、食べ物に付着して体内に取り込まれると毒素をつくり出し、吐き気や下痢などの症状を招きます。手や指に傷があったり手荒れがひどかったりする場合は、食べ物に直接触れないようにしましょう。

●食べ物を守る冷蔵庫や保存容器の消毒・除菌
ウイルスの付着や菌の増殖を防ぐため、食べ物を入れておく冷蔵庫や保存容器も、清潔に保つことを心がけてください。冷蔵庫は2週間に1度を目安に除菌や消毒効果のある洗剤を使って掃除することをおすすめします。また、プラスチックコンテナなどの保存容器は、台所用洗剤での洗浄後、材質に合わせて熱湯か消毒用アルコールで消毒するとよいでしょう。生の肉や魚などを保存した保存袋は、衛生上、使い回さないことをおすすめします。

●調理器具や食器等の洗浄・消毒・殺菌の注意点
調理の時に、手洗いと共に意識して取り組みたいのが、調理器具や食器の洗浄や除菌です。調理器具や食器、ふきん、スポンジは、台所用洗剤を使って洗浄しましょう。食洗機による高温のお湯での食器の洗浄・乾燥は除菌に有効です。また、食材によっては調理器具の消毒が必要になる場合もあります。

・消毒が必要なノロウイルスとカンピロバクター属菌
感染力が強く重症化しやすいノロウイルスやカンピロバクター属菌には、特に注意が必要です。ノロウイルスの感染源となる二枚貝や、カンピロバクター属菌の感染源となる生の鶏肉を調理する場合は、調理器具を使い分けるか、調理器具を使うたびに洗剤で十分に洗浄し、次亜塩素酸ナトリウムで消毒するようにしましょう。熱に強い材質であれば、85℃以上の熱湯による1分以上の加熱でも消毒できます。

まな板を消毒するイメージイラスト

●食材は洗うべき?
野菜や果物などは調理前に流水でしっかり洗浄してください。特に汚れや付着物が気になる場合は、野菜や果物に使えることが明記された洗剤で洗いましょう。魚介類も流水で洗浄するとよいのですが、切り身の魚は洗い過ぎると身が崩れてしまったり味が落ちたりするので、サッと洗うようにしてください。
生肉は、ウイルスや菌が付着していた場合、洗うとシンクなどに飛び散ってしまう可能性があるため、洗わないようにしましょう。
感染性胃腸炎の原因となるウイルスや菌、寄生虫は、食材を加熱することによって死滅させられます。生で食べることを前提に衛生的に処理・販売され、購入後も適切に保存された食材以外は、中心部まで十分に加熱して食べましょう。なお、電子レンジでの調理は加熱ムラが生じやすいので、煮たり焼いたりして再加熱することをおすすめします。

感染を広げないために
●自分が感染したら注意すること
家庭などで感染を広げないために、次のことに注意しましょう。
・過ごす部屋を分ける。
・家族と一緒に食事をしない。
・調理は行わない。
・タオルや食器などを共有しない。
・トイレはふたを閉めてから流す。

●ふん便や嘔吐物の処理
ノロウイルスやロタウイルスによる感染性胃腸炎の場合、感染者のふん便や嘔吐物には、大量のウイルスが含まれています。一部の菌や寄生虫も同様です。処理に当たる場合は次のことを守るようにしましょう。
・使い捨てのエプロン、マスク、手袋を着用する。ペーパータオル、消毒液、ビニール袋を用意する。

感染者のふん便や嘔吐物の処理をするときには、使い捨てのエプロン、マスク、手袋、ペーパータオル、消毒液、ビニール袋を用意するイメージイラスト

・ウイルスが飛散しないように、床などについたふん便や嘔吐物は飛び散らないようにペーパータオルなどで拭き取る。その後、次亜塩素酸ナトリウムを浸したペーパータオルなどで覆って消毒し、水拭きする。
・処理した物や処理に使ったペーパータオル、エプロンなどは、ビニール袋に入れて密閉し、廃棄する。その際、ビニール袋に廃棄物が十分に浸る量の次亜塩素酸ナトリウムを入れ、廃棄物を浸して消毒することが望ましい。
・ウイルスや菌は、時間が経過してもその場に留まっている場合がある。また、乾燥すると空中に漂って感染を招くので、ふん便や嘔吐物が乾燥しないうちに処理し、十分に換気を行う。
・処理をする人以外の人は、その場から3m以上離れて近づかないようにする。
・症状が治まった後も1~2週間程度はふん便や嘔吐物にウイルスや菌が含まれているので、体調が回復した後も当面の間は対策を継続する。

●家庭や職場の掃除
人が頻繁に触る場所や、トイレやお風呂など感染者と共有する場所は、1日1回でいいので消毒用アルコールを使って消毒・清掃しましょう。掃除中は換気を行い、掃除の後は必ず手洗いを行ってください。
ただし、ノロウイルスやロタウイルスの感染性胃腸炎には、消毒用アルコールは効果がありません。次亜塩素酸ナトリウムで消毒後、水拭きしましょう。金属のサビや変色を招く場合もあるので、使用後はきちんと拭き取るようにしてください。
<ウイルスや菌が付着しやすい場所>
ドアノブや手すり、電気のスイッチ、洗面所やキッチンの蛇口、トイレの水洗レバー、リモコン、パソコンのマウスやキーボード、テーブルなど。 

ドアノブ、電気のスイッチ、洗面所やキッチンの蛇口、タオル、トイレの水洗レバー、リモコン、パソコンのマウスやキーボード、テーブルなど、ウイルスや菌が付着しやすい場所のイメージイラスト

●洗濯による消毒
・ふん便や嘔吐物が付着した衣類やタオルなど
汚れを拭き取ったら、まずは洗面器などの洗剤を入れた水の中で静かにもみ洗いし、さらに85℃の熱湯で1分以上消毒してから、他の人の洗濯物とは別に洗濯機で洗いましょう。高温の乾燥機の使用も、ウイルスや菌を死滅させるのに有効です。熱湯消毒ができない場合は、次亜塩素酸ナトリウムで消毒してください。ただし、次亜塩素酸ナトリウムには漂白作用もあるため使用には注意しましょう。洗濯に使った道具も、消毒用アルコールや次亜塩素酸ナトリウムで消毒しておくと安心です。
・布団やカーペットなど、簡単に洗濯できない物は?
汚れを拭き取った後、高温のスチームアイロンを当てるとウイルスや菌を死滅させられます。アイロンを当てた後はよく乾燥させてください。

感染対策はどこまで行うべきか
●365日感染対策をする必要はない
紹介したような徹底した感染対策を、毎日行う必要はありません。感染性胃腸炎が流行する時期や、家族に感染者が出た時などに行ってください。
●何に感染したかまだ分からないタイミングでは、ノロウイルス対策を基準に行う
感染対策は何に感染したかによってレベルが変わってきます。しかし、その判断は難しいため、症状が現れたら、まずは感染力が強く消毒用アルコールでは対処できないノロウイルスを基準に、消毒などを行いましょう。

次亜塩素酸ナトリウムを薄めた消毒液の作り方

ノロウイルスなどへの対処に有効な次亜塩素酸ナトリウムの消毒液は、市販品もありますが、次亜塩素酸ナトリウムを含む塩素系漂白剤を水で薄めて作ることもできます。ただし、使う塩素系漂白剤の次亜塩素酸ナトリウムの濃度によって使用量は異なります。また、市販の塩素系漂白剤の次亜塩素酸ナトリウムの濃度は、生産後は徐々に低下していくので、注意が必要です。
作る時は製品のパッケージなどの注意事項をよく確認し、他の薬剤とは混ぜないでください。換気をし、手袋を着用して皮膚や粘膜に付着しないよう注意しましょう。
 

 

食器やリネン類などの消毒やふん便や嘔吐物などの拭き取りに使う場合
(濃度200ppm)
ふん便や嘔吐物、拭き取ったペーパータオルなどを消毒液に浸して廃棄する場合
(濃度1000ppm)

塩素系漂白剤に含まれる次亜塩素酸ナトリウムの濃度

水3Lに対する塩素系漂白剤の量

12%

5mL

25mL

6%

10mL

50mL

1%

60mL

300mL

(参考)
「冬は特にご注意! ノロウイルスによる食中毒」「ノロウイルスに関するQ&A」(いずれも厚生労働省)から作成

呼吸器感染症の予防・対処法

かぜやインフルエンザに代表される呼吸器感染症
上気道(鼻・咽頭・喉頭)、下気道(気管・気管支)、肺からなる呼吸器に、ウイルスや菌が侵入して起こる感染症です。その種類は次のように多岐にわたります。
<主な呼吸器感染症>
感冒(かぜ症候群)、インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症、急性気管支炎、RSウイルス感染症、マイコプラズマ肺炎、クラミジア肺炎、誤嚥性肺炎、百日咳、肺結核、肺非結核性抗酸菌症(肺MAC症)、肺真菌症、咽頭結膜熱、風しん、麻しん、鼻炎、副鼻腔炎、咽頭炎 など

呼吸器感染症の感染経路と症状
感染経路には次の2つがあります。
①感染者のくしゃみや咳によって排出されたウイルスや菌が他の人の鼻や口に入り込んで感染する「飛沫感染」
②感染者から排出されたウイルスや菌が付着した物に触れた手で、口・鼻・目を触ることで起きる「接触感染」

呼吸器感染症に感染した人物のイメージ画像

どの呼吸器感染症も、初めはかぜのような症状が現れますが、鼻水、咳、咽頭痛のいずれかが特に強い場合は、他の病気と診断されます。適切な治療を受けるためにも、異常があれば内科や呼吸器科を受診しましょう。受診に当たっては、他の患者への感染を防ぐために事前に医療機関に電話をするようにしてください。

呼吸器感染症の予防
呼吸器感染症も感染性胃腸炎と同じく、手洗い及び手の消毒が重要です。その他の対策としては、マスクの着用、ワクチンの接種なども有効です。
●手洗いを徹底する
多くの人が触った物に触れたら、その手で顔に触れないように注意し、なるべく早く手洗いをしましょう。すぐに手を洗えない場合は、アルコールによる手指消毒を行ってください。外出から帰宅した時だけでなく、調理や食事の前、トイレの後などにも必ず石けんと流水で手を洗いましょう。
●マスクの着用
人混みの中に出かける時は、マスクで呼吸器へのウイルスや菌の侵入を防ぎましょう。顔のサイズに合っていて鼻と口をしっかり覆い、着けていて痛みや息苦しさがない物がおすすめです。
●口やのどを乾燥させない
口やのどが乾燥していると、口腔内やのどの表面にある粘膜のバリア機能が低下し、ウイルスや菌が侵入しやすくなります。あめやトローチなどで唾液の分泌を促したり、うがいで口やのどを潤したりして、粘膜を湿潤状態に保つとよいでしょう。
●ワクチンを接種する
ワクチンには感染や重症化を防ぐ働きがあります。インフルエンザウイルス、新型コロナウイルス、RSウイルス、肺炎球菌にはそれぞれワクチンがあるので、接種を検討してください。

もし自分や家族が感染したら
家庭内で感染を広げないように、接触を避け、タオルや食器などは共有しないようにしましょう。また、家族がよく手を触れる場所や物は消毒用アルコールを使って消毒しましょう。ただし、掃除や洗濯による消毒や殺菌などは、感染性胃腸炎ほど厳密に対処する必要はありません。


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