胃痛の対策

胃に優しい食事を心がけよう

急性胃炎は2〜3日で症状が軽くなる場合がほとんどですが、症状が現れたら胃に優しい食事で、胃への負担を減らすことが基本となります。

胃痛がひどい時は、無理に食べようとせず、絶食して胃を休ませましょう。脱水症状を起こさないよう湯冷ましやスポーツドリンクなどで、こまめに水分補給をすることが大切です。熱過ぎる物や冷た過ぎる物も胃に負担をかけるので、飲み物の温度には気をつけ、常温を基本に調整するとよいでしょう。

急性胃炎が少し回復し始めたら、おかゆやスープ、うどんなど、消化がよく胃への負担が少ない物から食べるようにします。油分の多いスープやカフェインを含むお茶、コーヒー、酸を含む果汁入りジュースは刺激が強いので、控えること。食事はゆっくりとよくかんで食べ、腹八分目を心がけることも大切です。

胃にトラブルがある時の食事

胃痛は市販の胃薬を上手に活用しよう

胃痛を抱えていると、不快な症状がストレスを招き、さらに症状が続いたり悪化したりする悪循環に陥りがちです。こうした悪循環を断ち切り、症状を改善するためには、市販薬を活用するのも一案です。ただし、持病がある人や別の薬を服用している人は、主治医に相談して判断を仰ぐようにしてください。

胃薬には、胃酸の分泌を抑えるもの、消化を促すものなどいくつかの種類がありますが、急性胃炎の場合は胃酸過多を原因とするものが多いため、胃酸の分泌を抑え、胃粘膜が傷つくのを防ぐ「H2ブロッカー」、過剰な胃酸を中和するアルカリ性の薬剤「制酸剤」などが有効です。薬選びに迷ったら、薬剤師に相談しましょう。

胃薬のバリエーション

効果 種類 特長
胃の不快感に幅広く対応する 総合胃腸薬 健胃薬、制酸薬、消化薬、胃粘膜保護薬などの成分を配合し、幅広い胃の症状に対応する。
漢方胃腸薬 生薬を原料とし、胃の本来の働きを取り戻すことにより、胃の様々な不調を改善する。
胃酸を中和する 制酸薬 過剰な胃酸を中和するアルカリ性の薬剤で、胃酸の過剰分泌による不調を和らげる。
消化を助ける 消化薬 消化を助ける酵素を含み、胃液分泌の不足による不調や食べ過ぎによる不調を改善。
胃の働きを高める 健胃薬 胃液の分泌を促したり、胃のぜん動運動を活発にする作用をもつ。
胃粘膜を保護する 胃粘膜保護薬 胃粘膜を胃酸やペプシンの攻撃から守ると共に、荒れた胃粘膜の修復や再生を促進する
胃酸の分泌を抑える H2ブロッカー 胃酸の過剰な分泌を抑えて胃の粘膜が傷つくことを防ぎ、胃の炎症による不調を改善する。


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監修プロフィール
江田クリニック院長 えだ・あかし 江田 証 先生

自治医科大学大学院医学研究科修了。日本消化器病学会認定専門医、日本ヘリコバクター学会ピロリ菌感染症認定医、日本抗加齢医学会専門医、米国消化器病学会国際会員。『新しい腸の教科書』(池田書店)他著書多数。

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江田クリニック院長 えだ・あかし 江田 証 先生

自治医科大学大学院医学研究科修了。日本消化器病学会認定専門医、日本ヘリコバクター学会ピロリ菌感染症認定医、日本抗加齢医学会専門医、米国消化器病学会国際会員。『新しい腸の教科書』(池田書店)他著書多数。

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