糖尿病危険度チェック

チェック結果

現在は自覚症状がなく、健康なあなたのようですが、ストレスや過食、運動不足、血縁者に糖尿病の人がいるなど、糖尿病の危険因子をいくつか持っているのではないでしょうか。日ごろの生活の中で、糖尿病の予防に努めたほうがいいでしょう。
特に過食には注意してください。過食によって大量のブドウ糖が血液中に入ると、すい臓が分泌するインスリンの処理能力を超えてしまいます。そうなると血糖値の調整ができなくなり、インスリンを生産する能力が衰えてきます。また、肥満もインスリンの働きを妨げる糖尿病の大敵です。糖尿病予防だけではなく、他の生活習慣病の予防や健康維持のためにも、日常生活の中で十分な注意が必要です。

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先生からのアドバイス

糖尿病の予防のために日常生活の中で心がけたいのは、必要な量だけ食べる、食事は栄養のバランスを考え規則正しくする、アルコールやタバコは控える、適度な運動を心がける、などです。
食生活では余分なカロリーを摂取しないことが大切です。標準体重と運動量に見合った量を摂るように心がけましょう。標準体重の目安は、「身長(m)×身長(m)×22」で求められます。身長が160cmの人なら、1.6×1.6×22で約56㎏が標準体重の目安となります。適正エネルギーの量は、事務職や主婦の人は「標準体重×25kcal」、販売員やセールスマンなど動きの多い仕事の人で「標準体重×30 kcal」、運動を多くしている人で「標準体重×35 kcal」を目安にするといいでしょう。また、カロリーを抑えても、まとめ食いをすると血糖値は急激に上がります。1日3食、毎回できるだけ均等な量を食べるように心がけましょう。

監修プロフィール
順天堂大学医学部総合診療科客員教授 まつもと・たかお 松本 孝夫 先生

1948年、埼玉県生まれ。順天堂大学医学部卒業。同医学部総合診療科教授を経て東京臨海病院副院長歴任。順天堂大学医学部客員教授。


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