●オレンジ・ベルガモット・ユズなどの柑橘(かんきつ)系<血行促進>
●ジュニパー<体を温める・老廃物の排出>
●ローズマリー<循環機能の向上>
●ラベンダー<リラックス・自律神経の調整>
冷えや肩こりがある時は、血行促進作用のある精油を使ったアロマバスや温湿布で、巡りを促すのがおすすめです。また、アロママッサージは、副交感神経と筋肉を刺激することで血行を促し、冷えや肩こりを和らげます。
リフレッシュとリラックスの両方の作用をもつ柑橘系のベルガモットが、沈んだ気持ちを軽くすると共に興奮をしずめ、心身の緊張をほぐして血行を促します。精油はバスソルトなどにしてからお湯に溶かして、肌に直接触れないようにしましょう。
〔用意する物〕ベルガモット精油4滴、天然塩50g
〔使用法〕塩に精油を垂らし、なじませてバスソルトにした後に、浴槽の湯に溶かして15分ほど入浴する
冷えや肩こりの原因には、冷暖房の使い過ぎや運動不足、姿勢の悪さ、貧血や低血圧、気温の低下などによる血行不良があります。また、ストレスがかかる状態では、交感神経が活発になって血管が収縮して血行が悪くなり、冷えや肩こりが悪化することがあります。
精油には、人間の活動を調整し呼吸などに影響する生理的な作用、緊張をほぐしてリラックスさせる心理作用、消炎や鎮静などの薬理作用があります。さらに、多くの精油には副交感神経を刺激する作用があるため、自律神経のバランスを調整して血行を改善するのに役立ちます。これらの精油の効能が冷えや肩こりの改善に役立ちます。
冷えや肩こりには、他にも様々な原因があります。それらを正しく知り、生活習慣全体を見直していくことも大切です。ぜひこちらもご覧ください。
[目次]アロマでセルフケア アロマの効果とおすすめの取り入れ方を医師が伝授!【実践編】(TOPはこちらをクリック)
●冷え・肩こりのケアにはこのアロマ
●アレルギー性鼻炎・花粉症のケアにはこのアロマ
●生理痛・月経前症候群(PMS)のケアにはこのアロマ
●ゆらぎ症状のケアにはこのアロマ
●気分の落ち込み・不眠のケアにはこのアロマ