●ラベンダー<鎮静・自律神経の調整>
●カモミールローマン・ベルガモット・イランイラン・ゼラニウム<抗うつ・鎮静>
●ペパーミント・ローズマリー・レモン・グレープフルーツ<日中のリフレッシュ>
●ネロリ・月桃<心を穏やかにする>
体のリズムを整えたり心身の緊張を和らげたりする働きをもつ精油の香りを、部屋に漂わせる芳香浴がおすすめです。精油を使ったアロマバスやアロママッサージで、血行を促し心身の緊張をほぐすのもよいでしょう。
寝つきが悪い時や早朝に目が覚めてしまう時などは、高ぶった神経を落ち着かせたり気持ちの落ち込みを抑えたりするラベンダーやカモミールローマン、ベルガモットの香りを部屋に漂わせるとよいでしょう。
〔用意する物〕ラベンダー精油2滴(またはカモミールローマン精油1滴とベルガモット精油1滴)、ディフューザー
〔使用法〕ディフューザーを用いて寝室に香りを漂わせる。ティッシュに垂らして枕元に置いてもよい
心を落ち着かせる月桃の香りに包まれながらのマッサージで、沈んだ気持ちがほぐれ、穏やかに過ごせるでしょう。肌からも呼吸器からも精油の成分を得ることができるだけでなく、手で肌に触れることも心地よいリラックス感をもたらします。
〔用意する物〕月桃精油1滴、植物油(ホホバ油やスイートアーモンド油など)5mL
〔使用法〕精油と植物油を混ぜたもので首や手などをマッサージする
精油には一次的な激しい心の動きや心の状態に影響を与える働きがあり、気持ちをリフレッシュするものとリラックスさせるものを上手に使うことで、ストレスを軽減したり、体のリズムを整えて眠りにつきやすくしたりするのに役立ちます。寝室に香りを漂わせると、体を休めながら脳を動かして記憶を整理するレム睡眠が増加することが分かっており、睡眠のリズムが乱れている時に活用すれば、睡眠の質の改善も期待できます。
極度の不安や焦りなどがある、そのせいで寝つけないといった場合は、精神科や心療内科に相談しましょう。日常生活の中でできる対処法もあります。ぜひこちらもご覧ください。
[目次]アロマでセルフケア アロマの効果とおすすめの取り入れ方を医師が伝授!【実践編】(TOPはこちらをクリック)
●冷え・肩こりのケアにはこのアロマ
●アレルギー性鼻炎・花粉症のケアにはこのアロマ
●生理痛・月経前症候群(PMS)のケアにはこのアロマ
●ゆらぎ症状のケアにはこのアロマ
●気分の落ち込み・不眠のケアにはこのアロマ