夏 25〜45歳頃

女性ホルモンは安定。人生の選択が多い時期

女性ホルモンの分泌量はピークに達し、30代後半までは安定しています。ホルモンに守られて気力や体力も充実し、婦人科系の病気を除いて、最も病気にかかりにくい年頃といえます。この時期は結婚、妊娠、出産など、大きなライフイベントが重なり、人生における様々な選択をしていくことになります。体の仕組みは変えられないので、子どもをもちたいのなら、体の都合も考える必要があります。30代後半からは女性ホルモンが減少。更年期を迎える準備をしておきましょう。

注意したい不調や病気

働き盛り世代のため不調を抱えやすいのが特徴。30〜40代では3人に1人は子宮筋腫があるとも。乳がんは40〜50代に多いが20代にも増えている。

ケアポイント

  • セルフメディケーションで
    不調対策

    肩こり、疲れ目、胃腸トラブルなど働き盛り世代が抱える不調の多くは、市販薬の活用で改善できる。自分の健康は自分で守るセルフメディケーションの意識を!

  • がん検診を受けよう

    乳がんや子宮頸がんなどの大きな病気ほど、初期症状がないものも。早期発見・早期治療のためにも、35歳を過ぎたら年1回はがん検診を受けること。

ライフステージ別セルフケア

  • 冬〜10歳頃
  • 早春10〜18歳頃
  • 春18〜25歳頃
  • 夏25〜45歳頃
  • 晩夏45〜60歳頃
  • 秋60〜歳頃